高脂血症

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高脂血症


血液中のコレステロールや中性脂肪などの脂質の数値が必要量よりも過剰な状態を指す。ここ10年で高脂質症者は1.5倍にも膨れ上がっているが、ほとんどの場合、血液検査などで発覚するケースが多い。 高脂血症は、糖尿病、高血圧、肥満(内臓脂肪型肥満)とあわせて「死の四重奏」と呼ばれ、互いに影響し合って動脈硬化を引き起こす。

血液の中に脂質が多い状態を高脂血症といいます。その脂質の主なものとして、コレステロールやトリグリセライド(中性脂肪)があります。コレステロールが多すぎる(高コレステロール血症)と動脈にくっついて、冠動脈など太めの動脈の硬化を起こしやすくなります。これに対してトリグリセライド(中性脂肪)が多い(高トリグリセライド血症)と肝臓やからだの脂肪組織にくっついて、脂肪肝や肥満、それにもとづくさまざまな病気を引き起こします。でも、これらはもともとからだに必要な脂質で、コレステロールは細胞膜の成分になるものです。トリグリセライド(中性脂肪)はエネルギーの貯蔵に役立っています。だから血液中の脂質の量を、適正なレベルにコントロールしておくことが必要なのです。治療法としては薬物療法もあるが、まずは食事や運動療法で生活改善を長期的に続けることが何よりも重要です。


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