古くからイモは健康によい食材として食されてきました。事実、イモは脂質過酸化反応を抑制する機能(抗酸化機能=活性酸素を除去する能力)を有しています。活性酸素は、細菌やカビ、ウイルスなどが体内に侵入してきた際、それから身体を守るための物質です。しかし、環境汚染や紫外線、過労、ストレスなどにより、この活性酸素が必要以上に作り出され、逆に体の正常な細胞まで攻撃して様々な障害を与えます。紫イモの抗酸化機能は、これを抑制する働きがあります。さらに紫イモは赤ワインで一躍有名になったポリフェノールの一種・アントシアンという色素を多く含んでおり、その機能が特に優れています。
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