バラ科の植物ビワの種のこと。 5月、6月はビワの旬。あの上品な香りとほのかな甘味が魅力です。ビワの種にはビタミン、ミネラル、アミノ酸や、ブドウ糖、果糖、ショ糖、マルトース、デンプン、デキストリン、リンゴ酸、アミグダリン(ビタミンB17)、タンニンなどが含まれている。特に注目の成分は、アミグダリン(ビタミンB17)で、血液のphバランスを整え、血液をきれいにしてくれる。その他の効果としては、炎症の治癒、ガンの抑制、肩こりや腰痛。心臓病、高血圧、肝臓病などの生活習慣病や、婦人病、自律神経失調症、健胃整腸、利尿作用などに、有効とされています。 最近、この有効成分がビワの種の中に最も凝縮されていることがわかってきました。調べてみると、ビワの産地では昔から種も一緒に食べる習慣があって、旬の時期の種を冷凍保存して一年中食べている方も多いとか。オススメの食べ方は、皮をむいた種を、米と一緒に炊いた「ビワの種の炊き込みご飯」。炊きあがりの種はポクポクした食感で、なかなかのものだそうです。
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