北米原産のキク科の植物。花は菊に似て、根はイモ状です。 茎はまっすぐに2〜3m 位にまで伸びます。
ビタミン・ミネラル・酵素を豊富に含み、非常に生命力の強い植物ですアメリカインディアンのトピナンブ族の名前にちなみ、トピナンボー、トピナンブ、トピナンブールなどとも呼ばれています。
17世紀の初頭、カナダ定住のアメリカ軍により発見され、美味しいポテトとして緊急時の食物、また飢饉を切り抜けるために食されていました。この時驚くべき素晴らしさが認められ、貴重な食材とされるようになりました。 実はイモ類ではなく、菊科の植物でジャガイモのような舌触りとごぼうのような風味がある。菊芋(キクイモ)に含まれるイヌリンという多糖成分には体内に入っても吸収されにくく、ブドウ糖などに比べ、極めてインスリンの分泌を抑えることから、血糖値を上昇させることがなく、インスリンの過剰分泌も抑えられることから、糖尿病予防や肥満予防に効果があると注目をあつめている。また腸内のビフィズス菌などのエサにもなるため、便秘解消や整腸作用などにも効果がある。菊芋(キクイモ)を食べる時は水に浸けすぎないこと、そして酢酸やアルコールに弱いため、酢やレモンなどと混ぜない方が効果が高いとされています。
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