黒大豆には身体に良い成分が多く含まれており、さまざまな病気の予防に効果があるといわれています。12種類のイソフラボンという胚芽部分に多く含まれている健康成分と、アントシアニン(ポリフェノール)という植物色素が秘めた力を持っているようです。
黒大豆に含まれるキモトリプシンインヒビターやトリプシンインヒビターという成分は膵臓に働き、血糖値を下げるインスリンの分泌をよくして膵臓全体を強化します。また糖尿病の人は、活性酸素という悪玉物質が増えると合併症を引き起こしてしまいますが、ソーヤサポニンやビタミンEが活性酸素を除去する働きするそうです。
黒大豆には、悪玉コレステロールを下げるグリシニン・リノール酸・レシチン・リグニンや、中性脂肪を下げるリノレン酸が多く含まれています。その他にも血管を広げるビタミンE。塩分を外に出し、血圧を下げるカリウム。血液をサラサラにする植物エストロゲンのゲニスチンやダイズイン、ソヤサポニン、クリサンテミン、グリシニンなど数多くの成分を含んでいます。 それ以外にも、肝臓疾患や咳を止めたり、耳鳴り等も治すといわれていて、毎日続けて摂取するとその効果はよく現れるそうです。
|