近畿、中国、九州の山野に自生及び各地で栽培、本州の山地に自生するチマキザサ 新鮮で青々した柔らかい部分を採取して陰干しで乾燥して、細かく裁断します。 また、青汁は、新鮮で新しい新芽の柔らかい芽を採取して、1回量として20〜30グラムをミキサーにかけて青汁にして飲みます。 胃のもたれなどに、ササの葉の青汁を飲みます。ササ類ならばどれも薬効は同じですので、身近にあるササ類を利用できます。 ササの成分のササ多糖類(バンフォリン)には、抗癌作用がありガン細胞の増殖を抑制する作用があるとされています。 また、ササ類には栄養素がバランスよく含まれています。蛋白質、多糖体、葉緑素、カルシウム、ビタミン類です。 さらに、強心作用のあるフラボン誘導体などの有効成分は若葉のときに一番含まれているとされています。 口内炎や口臭などの原因の虫歯、歯槽膿漏や胃炎、胃潰瘍などには、クマザサに含まれるビタミンKの抗菌作用、抗炎症作用、免疫力を高めて雑菌の増殖を抑制するとされています。
クマザサ茶は、1日量20グラムに水1リットルを、沸騰させないように、100度以上になると、有効成分が壊れてしまいます。3分の1量まで煮詰めます。いったん火を止めて、これを数回繰り返して茶褐色になるまで煮詰めて飲用します。
クマザサの粉末は、非常に消化吸収が悪いので注意が必要です。
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