クコの実は、中国が原産の木の実です。古くは不老長寿の妙薬とされていたほど薬効が強く、中国最古の詩集「詩経」と最初の本草学の本「神農本草経」にも記載されていることから、中国では、三、四千年前から利用されてきた。クコの実は肝心腎肺の熱を除き、肝心腎肺の虚を滋養する絶大な効能をもつと言われて きた。実のほか、木の葉や根の皮などが薬用として利用されてきました。 楕円形の赤い実にはほのかな甘味があり、デザートやスープ、お粥などの料理に用いられます。また、葉を乾燥させたものはお茶としても飲まれています。
栄養素 クコの実にはベータカロチンが含まれています。ベータカロチンはからだの細胞を老化から守り、免疫力を高めるほか、目の働きを助ける効果もあるといわれています。 クコの赤い色素に含まれるベタインは、体内の老廃物の害を軽減し、疲労の回復に役立ちます。
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