ワカメの根元にあるひだ状の胞子葉。ワカメの繁殖を担う部分のため、栄養分が凝縮されています。 メカブのねばねば成分は、昆布にも含まれるアルギン酸やフコイダン。これらはワカメの茎や葉にも含まれますが、メカブの方が2割以上も豊富です。また、カルシウム、カリウムなどのミネラルや、鉄、ヨウ素などもバランス良く含まれ、EPAなどの有効脂肪酸は昆布よりも多く含まれています。 3月から4月の旬には生も手に入りますが、普段の料理には、細くスライスしてある乾燥品が便利です。使う際はさっとお湯にくぐらせると(商品によって戻し方が異なる場合があります)、鮮やかな緑色になり、ねばねばの食感が楽しめます。
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