ごぼうを初めて利用したのは中国人ですが、食用というよりも薬用が主でした。 日本では平安時代から薬用として使われ、元永元年(1118年)9月2日、鳥羽天皇が宇治の平等院に行幸された際の御膳に干物五杯の中のひとつとしてごぼうの名があります。この頃から野菜として利用され始めたようです。 江戸時代に入り、庶民にとって重要な野菜のひとつになり、日本各地で栽培されるようになりました。ごぼうを食用として利用しているのは日本だけのようです。 ごぼうの効能 腸内で乳酸菌の繁殖を促し整腸作用があり、便通が良くなる。 摂取した動物性脂肪の吸収を妨げ、動脈硬化の予防にもなる。 発ガン性物質を体外に出すので大腸ガンの予防にもなる その他、肥満防止、糖尿病予防、血中コレステロール低下作用などにも効果がみられるようです。
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