サンザシ

落葉性の低木で高さが1.5メートル位になります。
枝は、分枝が非常に多く、小枝が変化した刺も多くあります。
葉は、互生(ごせい)して長さ3〜7センチ、幅2〜4センチくらいのくさび型で、一部の上半分は3〜5裂し、葉縁には粗い鋸歯(きょし)があります。
花は、4〜5月に小枝の先端に数個の大きな白い、散房花序(かじょ)をつけ、がく片、花弁(かべん)ともに5枚、雄しべ20本があります。
果実は、偽果(ぎか)で黄色で上部に、がく片が残っていて、秋には赤色に熟します。

  山査子(さんざし)は、漢方で健胃、消化、整腸薬として消化不良、食欲不振、下痢などに用います。
1日量5〜8グラムを水0.3リットルで、約2分の1まで煎じて、1日3回食後30分に服用します。
二日酔い、食中毒には1回量8グラムを煎じて服用、または、果汁を飲みます。 胃出血や出血性下痢には、山査子(さんざし)を黒焼きにして用います。
サンザシの同属西洋サンザシはヨーロッパでは、強心薬として冠(かん)不全に用いられています。

山査子(さんざし)には、クラテガル酸を含み、薬理実験では、胃液の分泌を促進して消化を助ける作用が確認されていますが、胃酸過多や胃潰瘍の人の場合には用いてはいけません。
果実には、プロテナーゼ、アミラーゼなどの酵素を含有していて、食物の消化を促進して、魚類を煮る場合に果実を入れて煮ると、骨まで柔らかくなるとされています。

サンザシの主成分:バイオフラボノイド(ルチン、ケルシトリン)、ポリフェノール、トリテルペン、クマリン、青酸配糖体、タンニン
サンザシの花:アミン(花:トリメチルアミン)

  有効成分を含む植物性食品一覧表

 

 


 

 

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