柿は中国から朝鮮半島をえて日本にはいり、改良され今の柿となりました。 使われる薬用部分は、柿の葉、へた、実です。 柿の葉は、柿の葉すしや、柿の葉茶などに利用されている果物の柿の葉のこと。その若葉には、レモンの20倍、ホウレン草の10倍ものビタミンCが含まれている。通常ビタミンCは熱に弱いといわれているが、この場合のビタミンCはプロビタミンCという、ビタミンCになる前の状態のものなので、熱に強く、お茶にして飲んでもその効果が破壊されることがない。また、タンニンが豊富に含まれているので、高血圧や動脈硬化、脳梗塞の予防などに効果がある。柿の渋味成分である渋柿タンニンも含まれており、それは抗酸化作用、抗菌作用などがある。また、フラボノイドのひとつアストラガリンも豊富に含まれていて、それは花粉症に効果があるといわれている。
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