小豆(アズキ)　

アズキと一般的に呼ばれていますが、大豆（ダイズ）と比べてアズキ（ショウズ）と呼ぶこともあります。
名前の由来は、「ア」が昔から赤い色を指しており、「ツキ」「ヅキ」が溶けるという意味があったそう。
他のお豆より形が崩れやすい･･･ことから付いたという説があります。
登呂遺跡からも小豆は出土されており、
日本書紀や古事記にも登場している程、日本には古くからあるお豆です。
小豆は一般に温暖・多湿の気候を好み、冷害などには弱いとされていますが、やせた山間地や開拓地にも適する作物です。
また連作に弱いところから3年から4年のサイクルでの輪作が理想とされているので、広大な土地に恵まれた北海道は、まさしく小豆の生産地に適したところといえましょう。
わが国の小豆の生産は、産地別に北海道産、都府県産に分けられます。北海道産の大部分が商品化されるのに対し、都府県産はそのほとんどが自家消費され、商品として出回るのはごく僅かしかありません。近年は、これら国内産のみでは需要を満たしきれないところから、その約30％を主に中国から輸入しています。
小豆は、たんぱく質と炭水化物に富み栄養価が高く、わが国では昔から広く用いられてきています。小豆は、和菓子などの原料として使用されていますが、そのほか甘納豆やゆであずきなどにも用いられます。

  小豆の効能
利尿作用に優れ、脚気、便秘症、腎臓によく、漢方
医学では今でも薬として用いているほどです。
食物繊維に富み、ビタミンや鉄分、リンなど、ミネラルを
多く含み、健康稲生を高めるポリフェノールも豊富です。

シェルコレクション

ioが採集した南九州・鹿児島の貝