和名(別名):オリーブ 科属:モクセイ科 オリーブ属 原産地:地中海地方
常緑高木、 オリーブはオリーブ油やピクルスの原料植物として有名です。観賞用にも利用され、最近のガーデニングブームで人気があります。葉は細い楕円形で、表は緑色、裏は鱗片が密生してシルバー色を帯びています。5〜6月ごろ乳白色の小さな花が咲き、実が着きますが、10〜11月頃完熟して黒紫色になります。
オリーブ油には、脂肪酸(オレイン酸、リノール酸、リノレン酸など)および有効微量成分(トコフェロール類/ビタミンE、ポリフェノール類など)が豊富に入っています。 オリーブ油に含まれている脂肪酸は、コレステロール値を下げます オリーブ油はオレイン酸(一価不飽和脂肪酸)を豊富に(含有脂肪酸の約70%)含みます。
オレイン酸は、血液の流動性を高め、血中コレステロール値)を下げます。 「善玉コレステロール値」を増加させ、「悪玉コレステロール値」を下げます。 (動脈硬化等の血管症・心臓病の予防に効果。) 多価不飽和脂肪酸(リノール酸・リノレン酸など)は、人体内で合成することができない脂肪酸で、「必須脂肪酸」と呼ばれています。 オリーブ油は、適度な量の必須脂肪酸を含み、理想的な食用油と言えます。
注意、この脂肪酸は、「悪玉コレステロール値」とともに「善玉コレステロール値」も下げるので、一定量を超えて摂取することに問題があるとされています。特に、中高年齢層では、多く取りすぎないことが重要です。
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