えごまは、東南アジア原産のシソ科の一年草で、通常の「ごま」と呼ばれる植物とは全く違うものです。
えごまの種子を圧搾して取れる油は、えごま油、しそ油など と呼ばれます。えごま油(しそ油)は、豊かな風味や芳香を持 ち、必須脂肪酸であるα-リノレン酸が豊富に含まれている油です。
α-リノレン酸は、体内にはいるとく、体内で血液をさらさらにするEPA、脳の発育に欠かせないDHAに変換されることが特長です。血中の悪玉コレステロールを減らして善玉コレステロールを増やしたり、ガンの発生や増殖を抑制したりするなどの働きをします。このことから、動脈硬化、脳梗塞、心筋梗塞、脳卒中、高脂血症、ガンといった病気の予防、改善効果が期待できます。ガンについては、特に大腸ガン、乳がん、肺がんに特に有効であることが明らかになっています。
また最近、 α-リノレン酸はリノール酸の作用を抑制する働きでも注目されています。アトピーや花粉症、気管支ぜんそくなどのアレルギー症状は、リノール酸の過剰摂取も要因とされていますが、α-リノレン酸を摂取することにより、これらのアレルギー症状が緩和させるという訳です。またカルシウムやミネラルも豊富で、ダイエットにも効能があるとテレビでも話題の食用油です。
αリノレン酸とは オメガ3系と呼ばれる、健康にいい油の成分の一つです。 体内に入るとEPA(エイコサペンタエン酸)やDHA(ドコサ ヘキサエン酸)に変化し、血液をサラサラにして動脈硬化 を防ぎ、アトピー性皮膚炎などのアレルギー症状を緩和 するといった、多くの効用があるとみられています。
EPA(エイコサペンタエン酸)とは 健康にいいオメガ3系の多価不飽和脂肪酸の一つです。 血液をサラサラにして動脈硬化などを防ぎ、アトピー性 皮膚炎を改善するなど、ドコサヘキサエン酸と同じく、 幅広い効用があるとみられています。
DHA(ドコサヘキサエン酸)とは 健康にいいオメガ3系の多価不飽和脂肪酸の一つです。 脂肪や悪玉コレステロールを下げて高脂血症、血圧を下 げて高血圧を防ぐ、アトピーや花粉症などのアレルギー 疾患を防ぐ、視力の向上、躁うつ病やうつ病、認知症を 改善、抗ガン作用など、幅広い効用があるとみられてい ます。
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