卵黄油       

鶏卵の卵黄を弱火にかけ、1〜2時間かき混ぜると、黒くねっとりした油がしみ出てきます。これが卵黄油(卵油)です。古くから心臓病、白髪、腰痛などに効く家庭療法として伝えられています。

卵黄油は細胞膜の構成成分であるリン脂質を約30%含み、この中にはレシチンがあります。レシチンは乳化作用によって、コレステロールが血管壁に沈着するのを防ぎ、脂肪の代謝を活発にします。
その他の成分としては、ビタミンA・E、リノール酸も多く含んでいます。
レシチンの働きによって、以下に有効とされます。
白髪やハゲ、痴呆症、高コレステロール、肌荒れ、頭痛、肩こり、腰痛、
冷え性、痔、肥満等

注意
卵黄油はレシチンによって、コレステロールを下げますが、同時に高コレステロール食品でもあるので、過剰な摂取は避けてください。市販の卵黄油は、表示、説明書の指示に従ってください。
卵が好きな人には、卵黄油によるアレルギーが発生するおそれがあると報告されています。

 

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