鮫は非常に生命力のある生き物です。その生命力に注目し、欧米ではさまざまな研究が行われており、鮫軟骨は私達に有益な成分、ムコ多糖類、タンパク質、カルシウム等が含まれた複合物質です。
鮫軟骨の成分は鮫の種類や捕獲水域などによって多少変化しますが、基本的には類似しています。 ニュージーランドのMAF(日本の農水省にあたります) による分析結果では、約48%が灰分、36.5%がタンパク質、3%が水分、1%が脂質となっていました。
サメは捨てるところがないというくらい滋養成分の塊で、そのすべての部分が有効活用されてきました。食品としてはふかひれスープが有名ですが、健康食品としては肝油も古くからあります。サメの肝臓は全体重量の1/4を占めるほど大きく、さらにその肝臓には肝油が約半分つまっています。サメの肝油はビタミンAが豊富に含まれています。
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