キシリトール      

キシリトールはベリー類やプラム、カリフラワー、あるいは白樺や樫などの広葉樹などに多く含まれる甘味炭水化物です。
 すべての糖アルコールの中で最も甘く、砂糖と同じ程度の甘味度があるにもかかわらず、砂糖の75%のカロリー!という特徴を持っています。
 キシリトールはFAO(世界食料農業機関)/WHO(世界保健機関)合同の規格委員会より、「1日の許容摂取量を限定せず」という最も安全性の高いカテゴリーとして評価されている食品添加物です。
 医療の現場では、キシリトールはインシュリンに影響を与えないため、糖分の摂取をコントロールする必要がある糖尿病の患者さんの点滴にも以前から使われていました。
 まれに、過剰摂取(1日にキシリトール量20〜30g以上)で下痢が起こりやすくなることがあります。この場合は量を減らすか、摂取を一時中止したほうがよいでしょう。


キシリトールは口腔内の細菌による酸の産生がほとんどないことから非う蝕性甘味料として知られる。歯の再石灰化を進め、*う蝕を防ぐとして、キシリトールが含まれたガムなどが市販されているが、現在の所キシリトールの再石灰化促進作用は証明されておらず、また、疑問視されている。現状では非う蝕性であるが抗う蝕性であるとは言い切れない(ガムをかむことにより通常より多く出る唾液による歯の再石灰化効果については別問題である)。
う蝕(うしょく、齲蝕とも表記する)は口腔内の細菌が糖質から作った酸により、歯が脱灰されることにより起こる歯の実質欠損。

糖尿病
キシリトールは、*スクロースに比べカロリーが4割低い。この他、スクロースより吸収速度が遅いため、血糖値の急上昇や、それに対するインシュリンの反応を引き起こさない。

*スクロースは、健康に悪い影響を及ぼすことがある。最も一般的なのは虫歯だろう。口中の細菌がスクロースを歯のエナメル質を痛める酸に変化させるためである。一般にスクロースはカロリーが高く、肥満の原因になり、糖尿病患者はスクロースの摂取を制限しなければならないという説があるが、食物中の炭水化物の総量のうちスクロースの占める割合はごく一部に過ぎないのでスクロースのみを制限しても意味は無い。逆にスクロースで180g程度以上を一度に摂取すると健常人であっても一過性の糖尿を生する。この量は、食品成分表のコーラ・缶コーヒー等に示される量を基にすると2.5リットル前後の量(約1100kcal)に相当する。

 骨粗鬆症
キシリトールはまた、骨粗鬆症の治療に役立つ可能性が指摘されている。フィンランドの研究者グループは、研究のネズミで骨の弱体化が防がれ、骨密度が改善されたことを発見した。

急性中耳炎
キシリトールのガムが急性中耳炎を防ぐのに役立つことを示した研究報告もある。

健康上の問題
キシリトールは他の糖アルコールの大部分と同様、弱い下剤の働きをする。毒性は知られていない。犬に対してはインシュリン過剰分泌を引き起こし、肝障害や低血糖発作を引き起こすことが知られている。

反応
水に溶解する際に吸熱反応を起こし、口の中でひんやりとした感触がすることから、飴・ガムやスナック菓子等に清涼剤として用いられることがある。衣料用繊維への応用も研究が進んでいる。
しかし(特に高濃度の)キシリトールで、舌や咽喉上で食物の温度に関係なく灼熱感を引き起こす者もいる。

 

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