黒酢は優れたアルカリ食品として有名です。 黒酢は通常の酢の製造と異なり、醸造用アルコールを使用せず、玄米や大麦だけを原料に、壷の中でじっくりと1年以上寝かせて発酵・熟成させ麹菌や乳酸菌の作用で琥珀色に色づいたものです。いろいろな黒酢がありますが、特に鹿児島県のつぼ酢は日本の代表的な黒酢で、江戸時代から伝統的な製法で作られています。 黒酢には、アミノ酸をはじめとした多くの栄養分が溶け込んでいます。黒酢は自然の力にまかせ1年以上かけて熟成させることにより、壷の中で活動する酢酸菌が質の高いアミノ酸を作り上げます。 普通の酢と比べても天然のアミノ酸が約10倍含まれています。加熱してもその栄養素は失われることはありません。 黒酢の健康への働きはすでに知られていますが、最近の医学研究の結果、黒酢を飲むと血液に変化が起こり、生活習慣病への危険が大きく遠のくことが発表されています。 黒酢は、総コレステロールを減少させる 総コレステロール中の善玉コレステロール(HDL)の割合を増加させる 動脈硬化を防ぐ働きがあり、総コレステロール中のHDLの割合が大きいほど良いといわれています。
中性脂肪を減少させる 中性脂肪が増加すると、皮下脂肪に溜まって肥満を引き起こし たり、血管に溜まって動脈硬化を起したりする 血糖値を減少させるまた、 血糖粘度を低下させ、血液を流れやすくし、 脳卒中や心臓病を予防する 赤血球変形能力を向上させる 血液はサラサラと流れやすくなり、血栓ができにくい。 黒酢は、生活習慣病の予防に良いと言われます。 2001年から農林水産省が検討してきた結果「米黒酢」「大麦黒酢」という 表示項目が新しく追加されることとなりました。 2004年7月から米黒酢の定義を、原材料に玄米などの精白していない米を 1リットルあたり180グラム以上使い、発酵や熟成によって着色したものとし、 大麦黒酢は、米黒酢の米の代わりに、大麦を使用したものと定められました。 これは、健康食品として黒酢が注目され始めてから カラメルなどで、着色し、黒酢と称して粗悪品も出回るようになった為です。
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