花梨(かりん)は、中国を原産地とするバラ科の植物で、1000年以上前に日本に渡来しました。色々な効用があるため、中国では「カリン百益」と呼ばれているそうです。4月頃に薄紅色の花をつけ、秋に黄緑色の実をむすびます。
実はかなり固く、酸味が強い上、アルコールに漬けたり熱を加えなければ身体に良い成分が出来ないため、生のままでは食べられません。 ハチミツ漬けやジャム、果実酒などに良く用いられます。
実には独特の芳香があり、置いておくだけで芳香剤としても利用できます。 ビタミンCやミネラルなどを多く含んでおり、古くから「せき止め」「美容」などに効能がある民間薬として重宝されています。 最近では、のど飴などに、使われています。
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