グレープシード(ブドウ種子エキス)は、その名前が示すようにぶどうの種子からつくられたエキスですが、種子はブドウの成分ポリフェノールをもっとも豊富に含む部分です。
ブドウの種に関する秘密が解きあかされはじめたのはわずか数十年前からです。ブドウの種、ワイン、ブドウは薬用植物の成分を持ち、それは痛みの緩和、炎症の緩和、活性酸素によるダメージから心臓循環器系を保護するなどの働きを持ちます。
それらの有効成分はフラボノイドグループのオリゴマープロシアニジン(OPCs)です。OPCは主にブドウの種に多く含まれています。*OPCはビタミンC、ビタミンEの50倍もの抗酸化力を持ち、毛細血管の保護などを行います。研究によれば、OPCは微小循環の問題である、静脈瘤や、黄斑変性、糖尿病による網膜症などを防ぐ働きをするとしています。またコラーゲンの衰えを防ぐ働きもします。
* OPCは、これはビタミンPという広い意味あいの中の一つの構成成分(正確にはビオフラバンノール)ですが、実はこれこそが、多くの植物を用いた健康食品、医薬品の主要な薬効成分であったようです。OPCは多くの植物に含まれるようです。中でも赤ワインには豊富に含まれ事実フレンチパラドックスと言われるように、不思議とフランス人には虚血性心疾患による死亡率が世界中でもっとも少ないという事実があります。しかもメドック地方などのブドウ産地では、全フランス人口に対する高齢者の割合の比率が、他の地区にくらべ明らかに多いという結果もあります。
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