エノキタケ(榎茸)はキシメジ科のきのこの一種。子実体は古くから食用とされ、エノキダケ、ナメタケ、ナメススキ、ユキノシタとも呼ばれる。 広葉樹の枯れ木や切り株に寄生する木材腐朽菌。子実体の発生時期は気温の低い季節であり、晩秋から初春にかけて、雪の中からさえも発生する。 現在、工場における瓶栽培によって1年中出回るきのこであるが、野生のエノキタケと非常に異なる姿のもやし状態に育てたものが一般に出回る。そのため、野生、あるいはほだ木栽培のエノキタケと、瓶栽培のエノキタケでは味覚も極端に異なる。
菌類は光が要らないと思われがちである。実際、光合成は行なわず、成長そのものには不必要ではあるが、多くの菌類は子実体や胞子形成において光の影響を受ける。光のあるところに出て胞子を作る方が胞子を広く飛ばせる可能性が高いため、光を求める性質を持っているのである。従って、光のない場所で子実体形成を行なわせれば、光を求め、細長く頼りない姿になる。光のある場所では、柄が短くしっかりした傘を持つ濃い色のキノコの姿になる。
食物繊維が豊富なので、便秘解消に力強い味方。 そしてノンカロリー。女性にとってはうれしい限り。タンパク質や脂肪の代謝をよくする、ビタミンB2も多く含まれるので、肥満の予防に。 最近、話題になっているレンチナンという物質は、抗がん作用があるといわれ、治療にも使われ始めている。えのき茸には、他のきのこ類より一番多く、このレンチナンが含まれている。ビタミンB1はエネルギー代謝に必要な成分で、成人病予防になる。またビタミンDに変わるエルゴステロールも含んでいる。 えのき茸に含まれているビタミンB1、B2は水溶性なので、煮汁も、炒めた後の汁にも栄養素が含まれているので、残さず利用するとよい。スープにすると、一番効果的。
参考・ウィキペディア
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