広葉樹林で採取されるハリタケ科のキノコで、子実体は傘型ではなく、白うさぎが長い房を垂らしてうずくまったような珍しい形をしており、兎茸、針千本などの別名がある。漢方ではその乾燥物を猴頭といいい、虚弱・消化不良、神経衰弱・胃潰瘍などに用いてきた。
多くの病気の進行は、弱まった免疫機能が原因であるといえます。老化、ストレス、活性酸素などの影響により、免疫機能は弱まってしまうものですから、その対策が病気の改善にも予防にもなるのです。 このキノコは身体の免疫機能を高めることがわかっています。 ヤマブシタケに認められる抗腫瘍活性多糖体(例えばβグルカン)のように、身体の免疫機能に働きかけ強化してくれる物質を専門的にはBRM(Biological Responce Modifiers)と呼んでいます。これはほとんどのキノコに含まれる物質ですが、特に飛び抜けて多く含むのは、あのアガリクスと、このヤマブシタケの2つだけです。 免疫力を高めるといいましても、正しくは、免疫機能の低いものは高くし、高すぎるものを抑制する働きがあります。これは生体恒常効果(ホメオスタシス)と呼ばれ、免疫反応が過敏であるために起こるアレルギー症状にも効果があるのです。
メニューへ戻る
|