マイタケは世界中の暖温帯から温帯北部にかけて分布し、ナラ類、カシ類、シイ類といったブナ科樹木の大木の根株で心材に寄生して白色腐朽を引き起こす木材腐朽菌である。白色腐朽を起こした宿主心材にはオレンジ色の幅1-2mm幅の縞模様が生じる。
子実体はしばしば直径50cm以上、重さ10kg以上にも達する巨大なもので、秋、9月下旬から10月上旬に掛けて宿主樹木の根元に毎年ではないものの、幾年にも渡って繰り返し発生する。子実体の形状は太い柄から何回にも渡って分枝し、その先端にへら状の小型の傘を群生するマイタケ型と呼ばれるタイプである。傘の裏には白色の細かい管孔が群生し、その内面に非アミロイド型の胞子をつける。
マイタケは、最新の研究で、その優れた栄養成分の正体が、複雑な構造を持つたんぱく複合体「D-フラクション」だと解明されました。アメリカの国立研究所ではD-フラクションの実力が早くから実証され、糖や高脂肪に悩む人、慢性的な疲労や免疫に不安を抱える人に特に熱い注目を浴びています。身近なマイタケですがかなりの健康効果があります。がんにうち勝つ免疫力を高める、コレステロール値を下げる、血圧を下げる、血糖値を下げる、ダイエットに役立つ、血液サラサラに役立つ、などが上げられます。
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