縄文時代後期、日本で最初に栽培されていたのは赤米だったのではないかと言われています。野生の 稲の特徴を受け継いだ古代米で、旱魃や冷害にも非常に強く、肥料や農薬の助けも借りずに 荒れた土地でもたくましく育ちます。ただし、丈が高いので倒れやすく、収穫時に籾(もみ)が 自然にこぼれてしまうので、収穫がやっかいです。糠(ぬか)の部分にカテコールタンニンを含ん で赤く見えます。赤米にもインディカ種とジャポニカ種があり、日本で栽培されていたのはもちろん、 ジャポニカ種です。ほとんどがうるち米です
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