小麦胚芽は、小麦の粒にある胚芽部分を集めて食べやすくしたもので、白米(精白米)の20倍のビタミンB1、B2が含まれている。そのほかにもビタミンE・B12などが豊富なのが特徴。とくに、ビタミンEは小麦胚芽油でもよく知られているように、その効果は大である。血液の循環をよくし、脳に十分な酸素を補給したり、新陳代謝に必要な酵素の働きを促したりするほか、細胞の老化を防止する、などに役立つ栄養食品です。
小麦は、皮、胚乳、胚芽に分けられます。皮が食物繊維が豊富です、胚乳は小麦粉になります。そして、小麦のわずか2%しかない胚芽には栄養成分がぎっしり詰まっています。製粉工程で小麦胚芽を取り出して小麦胚芽油を抽出するほか、加熱処理をして小麦胚芽食品として利用されています。
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