中国からヨーロッパ南部にかけて採取されるマメ科のカンゾウ(甘草)の根及びスト口ンから抽出したエキスです。漢方においては甘草は、解毒薬、消炎薬、緩和薬とされ、ほとんどの漢方処方に配合され、生薬の効き目を穏やかにしています。
甘草は非常に甘味が強く、甘みの主成分は、炎症を抑える作用やアレルギー反応を抑える働きのある*グリチルリチン酸です。
*グリチルリチン酸は、副腎皮質ホルモンの生産を促進し、細胞の結合組織を強化して抗アレルギー性を高めます。また、消炎効果があり、医薬品や化粧品などに使用されています。また、抗ウィルス作用や肝機能促進作用などの多種多様な生理作用が認められています。
メニューへ戻る
|