「キャッツクロウ」は、南米ペルーのアマゾン川流域、海抜 800m以上の高地原産の、アカネ科の樹木で、その枝に猫のように鋭い爪を持つことから、猫の爪 (キャッツクロウ) と呼ばれます。
キャッツクローは、最も重要な熱帯雨林産の薬用植物の1つとして考えられている。ペルーでは、キャッツクローを煮出したお茶が万能薬湯として飲まれている。また、細胞を若返らせる強力な効果についても注目されている。
胃炎、潰瘍、癌、リューマチ、関節炎、生理不順、アクネ、内蔵系の不調の治療に用いられている。外用薬としての用途もあり、外傷、痔、フィステル、菌腫などにも用いられている。リンパ球(白血球)の数を増加させることにより免疫力を増強する作用があることがヨーロッパでの研究において実証されている。
また、淋病など性病に対しキャッツクローの葉が有効であるとする研究論文も発表されている。リューマチ、神経痛、膣や内蔵の慢性的炎症、ヘルペスや帯状ホウシンのようなウィルス性疾患においても、キャッツクローが有効な治療薬となり得ることが確認されている。利尿作用や整腸作用もある。タンニン含有度の高い液体エキスを経口摂取する場合は、水やジュースで薄めて摂取することを推奨します。
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