ヨーロッパ原産のキク科の代表的なハーブの一つです。
薬用になるのは、ジャーマン(ドイツ)カモミールとローマンカモミールの2種類で、性質と用途はほとんど同じです。 カモミールは、どんな用途にでも効き目を発揮する万能煎じハーブとされています。
不眠、神経過敏、偏頭痛などに、絶大な効果があり、その他、生理痛、月経前緊張症、 はもちろん、胃炎や下痢、花粉症や喘息、結石にまで効きめがあります。 煎じたものを飲むのが一般的です。 その他に、カモミールの優れた消炎作用は、アレルギーや、皮膚粘膜の炎症、口内炎、咽喉炎や歯痛などに効果を発揮します。これは、カモミールに多く含まれるカマズレンという成分による作用です。ただし、カマズレンは、生のカモミールには含まれておらず、花を乾燥させたり、精油を蒸留する際に生成されます。カマズレンは、ジャーマンカモミールに多く含まれ、この精油は濃いブルーの色をしています。
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