キク科ムギワラ属 ヨーロッパ南部原産。 「カレープラント」の名の通り花や葉には強いカレーの匂いがするが、カレーの材料となるスパイスには使われていません。 葉は銀灰色の細い針状で綿毛に覆われています。 葉、茎を食材に、臭みのあるラム肉や青魚を煮込む時に1節入れると、ほのかなカレーの匂いがついて臭みが消えます。但し、煮込み過ぎると匂いがきつく、苦みが出てくるので、出来上がり直前にさっと入れすばやくとりだします。 ※葉は生で食すと胃腸が弱くなることがあります。妊娠中の方は特に気を付けてください。
カレープラントには消臭作用があります。香りは1年あまり長持ちする。 葉、茎は、 切り戻しを兼ねて枝を収穫し、20cm程に切った枝を5本1束にして日の当たらない、乾燥した風通しの良いところに逆さにぶら下げて乾燥させます。閉め切った押し入れの中に下げればカビ臭さが取れます。
花は、ドライフラワーにして鑑賞したり、他のハーブと混ぜてポプリにします。 小さい巾着袋に入れたポプリを靴の中に入れると脱臭剤になります。 銀灰色の葉を活かして、花壇や寄せ植えでのアクセントとして使用したり。花をつけると株が弱ってしまうのでこまめに摘花して、草丈を低いまま枝数多くしてこんもりとさせましょう。
メニューへ戻る
|