レモンバームはシソ科の多年草で、葉はレモンに似た甘く爽やかな香りがします。
ミツバチが集まりやすいことから、ヨーロッパでは紀元前の頃から養蜂用に栽培されています。 レモンバームは、ミツバチの葉という意味のメリッサ、またはコウスイハッカ、西洋ヤマハッカなどの別名でも呼ばれています。
葉や茎から熱水抽出したエッセンシャルオイルは、緊張感を和らげる鎮静作用やリラックス作用があり、アロマテラピーに利用されています。 レモンバームの大きな特徴として、アレルギー症状を緩和する効果があげられます。
最近の研究では、数あるハーブの中でも、このレモンバームが抗アレルギー作用では非常に高い効果があることが確認されています。 アレルギー症状を引き起こす酵素を阻害することにより症状を緩和するわけですが、この成分はロズマリン酸というポリフェノール化合物で、活性酸素を除去する能力にも優れています。また血流を増加させるので、筋肉のこりなどの解消も期待できます。その他、解熱作用や消化促進作用などの薬効が知られています。
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