紫イペは、アマゾンの奥地に自生する、ノウゼンカズラ科のタベブイア属に属した「食虫植物」の樹木で20m〜40mの高さに成長する。 花盛りには、白、黄色、ピンク、橙、赤、赤紫など多様な花を咲かせ、黄色の花のタベブイア・カライバはブラジルの国花にもなっている。多様な花の中で唯一、赤紫の花をつける木が、タベブイア・アベラネダエである。
採取部分は樹木全体ではなく、樹齢2〜300年ものの樹皮の内側部分である。なるべく、伐採を避け、樹皮を細長く2mの長さに剥いで採取する大変デリケートな作業である。
日本では、1996年の日本癌学会で、紫イペの抗ガン作用についての報告がされました。それによると、マウスの実験においては延命効果、ガンの縮小、消滅などの効果がありました。
最近注目されてきているのが、糖尿病に対する効果です。糖尿病は、膵臓からインスリンが正常に分泌されなくなったり、働きが弱くなったりするために起きますが、紫イペは、これらを改善するのです。 その他の効用としては、抗炎症作用、利尿作用、免疫改善作用や腎機能障害、心臓病疾患、貧血、アトピー性皮膚炎などに効果があります。
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