日常の生活習慣によって引き起こされる病気の総称で、その定義は、「食習慣、運動習慣、休養、喫煙、飲酒等の生活習慣が、その発症・進行に関与する疾患群」とされている。以前は「成人病」と呼ばれていたが、子どもでも発症するようになったため「生活習慣病」と改めた。 高脂血症、高血圧、糖尿病、肥満、骨粗鬆症、ガンなどが代表的。初期の頃は自覚症状がないため、発見が遅れ、動脈硬化をはじめ心臓や脳など大きな病気へとつながる恐れが大きい。 生活習慣病の診断は血液や血管の状態がひとつの大きな指標となる。 |
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病気の予防には、生活習慣を見直し、健康な体を保持して病気にならないことを目的とする一次予防、病気を早期発見し、早期治療をする二次予防、病気にかかったあとの治療や機能回復と、改善後の再発を予防する三次予防があります。 普段の生活習慣として身についたリズムを修正することは、容易なことではないでしょう。無意識のうちにそうしてしまっていることが多いからです。いざあらためようと思っても、ついつい「めんどうくさい」「忙しい」「明日からにしよう」という思いが頭をよぎってしまいます。また、「最近太ってきたけれども、まだ何の症状もないし、健康に働けているから大丈夫」と考えてしまうこともあるでしょう。 だれでも好きなものをおなか一杯食べたいし、休日くらいゆっくり休みたいものです。みずから強い意志を持って健康的な生活習慣をめざしましょう。
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